「ホームページを作りたいです。」
「ロゴを作りたいです。」
そんなご相談をいただくことがあります。
すると、「最初はどんなデザインを考えるんですか?」と聞かれることも少なくありません。
実は、玖創では最初にデザインは作りません。
まず行うのは、その会社や事業を知ることです。
どんな想いで始めた事業なのか。
どんな未来を目指しているのか。
誰に届けたいのか。
何を強みとしているのか。
こうしたことを整理してから、初めてデザインを考え始めます。
今回は、普段お客様との打ち合わせで使用しているカウンセリングシートを使って、自社である「合同会社玖創」を題材に、この制作フローをたどってみようと思います。
1.事業について考える
最初に考えるのは、事業そのものです。
この事業を始めようと思った理由は?
「何かをつくる」だけではなく、クライアントや事業が持っている価値を整理し、それを適切な形で伝えることに関わりたい。
デザインやWeb制作などの制作物を提供するだけではなく、事業そのものを理解したうえで、ブランドや見せ方まで一緒につくっていける存在を目指しています。
「依頼されたものを作る」のではなく、「一緒に考えて、より良い形をつくる」。
それが、今のところ考えている玖創の価値です。
この事業で実現したい未来は?
「良いものを持っているのに、伝え方が分からない。」
そんな企業や事業者を減らしたいと思っています。
見た目を整えるだけではなく、その会社ならではの価値を整理し、伝わる形へ変えていく。
それによって、事業そのものが少しでも前へ進む。
そんな仕事を続けていきたいと思っています。
2.会社の軸を整理する
次に考えるのは、「この会社を一言で表すと何だろう?」ということです。
ここは結構悩みました。
今のところは、
「企業や事業の価値を整理し、デザインと言葉で“伝わる形”につくる会社」
あるいは、
「事業の想いを、伝わるブランドへつくり変える会社」
このあたりが近い気がしています。
まだ答えは出ていません。
でも、この「悩む時間」も制作ではとても大切な時間です。
3.強みを整理する
次は強みです。
今のところ考えているのは、
- デザインだけではなく、事業や目的を理解したうえで制作する
- 要望されたものをそのまま作るのではなく、目的から考える
- Web・紙・SNSなど複数の媒体を横断して考える
- 情報設計やブランド全体の統一感まで考える
- 「何を作るか」が決まっていない段階から相談できる
こうして並べてみると、玖創は「デザイン会社」というより、
「伝えることを整理する会社」
なのかもしれません。
今回の制作FLOW
ここまで考えてみて、改めて思いました。
デザインは、いきなり始まりません。
まずは、
- なぜ事業をしているのか。
- どんな未来を目指しているのか。
- 何を強みとしているのか。
こうした土台を整理することから始まります。
これが、玖創が制作の最初に大切にしている工程です。
次回は、この続きを進めます。
「誰のための会社なのか。」
「お客様は何に困っているのか。」
このあたりを整理しながら、少しずつ玖創というブランドの輪郭をつくっていこうと思います。